2006年08月23日
フィギュア制作記_29 レジ袋スタジオ
今日、レジン複製したフィギュアのはみ出し部分をカッターナイフで削る作業をしていた。削りかすが飛び散るのがいやだったので、大きめのレジ袋に手とフィギュアを突っ込み、電気スタンドを上からあてて作業していて、ふと気がついた。これってこのまま簡易撮影スタジオになるじゃん!
さっそく撮影してみた。ちゃんといい感じに撮れます。富士フイルム製の簡易撮影スタジオは持ってるけど、毎回の組み立てや片付けが面倒でほとんど使ってなかったけど、これからは小さいものを撮るときはレジ袋でいいや。大きなものは東京都ゴミ袋45リットルで。
投稿者 hiroshiyoshii : 19:03 | コメント (13) | トラックバック
2006年08月16日
フィギュア制作記_28 量産用マスキング
先日、ある展覧会用のアクセサリーとして小さいフィギュアを作った。それはまだ発表しませんが。複製を二つ作ったんだけど、何がつらいってやっぱり塗装が一番大変。手塗りなので一個塗るのに何時間もかかる。めんどくさい。目はクロマテックで作ったので楽だったけど。なにかいい方法を見つけないと何十個の量産なんかとてもじゃないけど無理。
ってことで、量産向きの塗装法を調べると、中国の工場などでは銅製の型を当ててエアブラシを吹くようだ。日本のソフビ工場などでも金属製の型を色数分作り、当ててエアブラシ。うちにあるいろんなフィギュアをルーペで観察すると、多くのソフビが確かにそういう方法で塗ってあるようだ。
ということは、原型を元に型を作ってエアブラシ吹けばいいじゃん。最初はシリコンで作れないかと思ったけど、塗り分けラインを正確に切り抜くのが難しいのと、ミスった場合に修正が不可能。じゃあ、パテではどうか。ポリパテはもろいので最初はエポキシパテで作ってみた。ワセリンを塗りたくった上にエポパテを盛って待つこと数時間。見事に原型に接着されてしまい取れない〜。
どうにかバリバリと剥がし、次はポリパテ。こちらはうまくいった。でもやはりもろい。補強にエポパテを盛り付けてる最中に割れてしまった。もう一度ポリパテで作り直して今度は注意深くエポパテを盛り付けて補強。塗り分けラインをデザインナイフやヤスリで削り出し、なんとか完成。
で、エアブラシを買ってきた。禁断のエアブラシだったんだけど、ここまできて引き返せるか。うまくいくかテスト。地色を筆で塗った上に型を当てて練り消しで固定。エアブラシでオレンジ色を吹き付け。うまくいった。二番目の型を当ててブルーグレーを吹く。こちらは塗料が濃すぎてちょっと失敗。
でも、中国の工場で塗装したような、ちょっと柔らかい境界線の美しい塗り分けができた。こりゃあイイ!!これなら量産も苦にならない。ややこしい迷彩模様のキャラクターだって型さえ作れば量産可能!いいじゃん!!! 他のやつの型も少しずつ作成中。
■追記
水で溶ける木工用接着剤のようなものを塗った上にエポパテを盛れば、硬化した後で水につけておけばパコっときれいに剥がせるようだ。試してみたのはあの「離型剤S」。これも水で溶ける。エポパテのほうが盛りやすいし薄付けできるし、硬くて整形しやすいので便利。
■追記2
ここまできっちりマスクが作れるんなら、目なんかもエアブラシで描けるかも。
あと、マスクを作れば下地に正確に白い部分を塗れるわけで、
透明色のインクジェットタトゥーシールでもいけるのかも。
投稿者 hiroshiyoshii : 20:50 | コメント (6) | トラックバック
2006年06月07日
フィギュア制作記_28
で、試作品の完成。
ここらでしばらくバック・トゥー・デジタル。
■追記
Vinyl Pulseに掲載されました〜。
http://www.vinylpulse.com/
http://www.vinylpulse.com/2006/06/hiroshi_yoshiis.html
投稿者 hiroshiyoshii : 00:19 | コメント (20) | トラックバック
2006年06月05日
フィギュア制作記_27
不慣れとはいえ、キャラクターの塗り分け自体はまあなんとかなった。が、心配したとおり、目を描くのがめちゃくちゃ大変で苦労した、というよりも、ほとんど描けず、形になってない。だいいち、筆で1cmのきれいな円さえ描けないのだから、不器用でガタガタ。こんなの商品にならん。ダメだこりゃ。う〜むむむ、ここまで来たのにと、一晩落ち込む。
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翌朝、そうだ!インクジェットプリンタ用の「タトゥーシール」というのがあった!と思いついてコジマ電気へ直行。エーワンの「転写シール」を買ってきた。試してみると、なかなか良い。透明色なので地の色が透けてしまうが、淡い色の部分ならなんとかなる。または、下地にその部分だけ白を塗ればオーケー。とりあえず、試作品はこれでいいや。
あとで、昔パッケージデザインをやってたときに使っていた「クロマテック」というのを思い出した。特注のインレタみたいなもので、プレゼン用のダミー制作によく発注していた。糊付きの余白が無く、多色刷りで不透明(下地に白が刷ってある)。サンプルを取り寄せて貼ってみたら、最高にピッタリ。量産するときにはこいつを発注しよう。
投稿者 hiroshiyoshii : 12:04 | コメント (2) | トラックバック
2006年06月04日
フィギュア制作記_26
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ついに塗装へ。塗りやすいように棒をつけて適当な木切れに差してみた。見た目は楽しいんだけど、塗ってみたところ間隔が狭くて塗りにくい。
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ハンズでラワン材を切ってもらい、3mmの鉄棒を差して個別に塗装できる台を作った。なかなか作業しやすい。
塗料はシンナー臭の無い水性アクリル系に決め、全部の色を作ってから作業開始。ところが、やはり水性アクリル系は乾きが遅いので重ね塗りに時間がかかるし、いつまでもベタつく。不用意に触ると指紋がベッタリつく。作業時間が長くなると、ホコリやゴミがどんどんくっついて次第に汚くなってくる。
おまけに、水性アクリル系はリキテックスみたいに乾けば塗り重ねても溶けないからラクと思っていたのに、下地の色がかなり溶け出してくる。アクリル系薄め液を大量に使うと派手に溶ける(アルコール分のせいだと思う)。これじゃあ、ラッカー系でやるほうがマシだ。
ラッカー系でやってみたところ、乾燥が早いので塗り重ねもラクだし表面が強いので気を使わなくてよくて疲れない。あと、ラッカーの上には水性アクリル系もエナメル系も重ね塗りできるけど、水性アクリル系の上にはどの種類の塗料も乗らない。やっぱりラッカー系なんだろうな。
投稿者 hiroshiyoshii : 22:11 | コメント (4) | トラックバック
2006年05月31日
フィギュア制作記_25
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試作品用として複製を数個ずつ作りました。レジンが半分までしか注入できず不良品になったものもいくつか。まあ、おおむねうまくいったけど、よ〜く見ると、ズレの段差がひどかったり小さい気泡があったりする。Webで調べた気泡を防ぐ方法に、「シリコン型にベビーパウダーをまぶしておく」のがあって、やってみた。なるほど細かな気泡がなくなってスルスルの表面になる。気泡に悩まされてる人は試す価値アリ。
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で、サンドペーパーかけしてサーフェイサーを吹いた状態。と、書くとすんなり進んでるようだけど、実はぜんぜんちがう。そのまま続けて量産というわけにいかないです。段差がひどくてサンドペーパー&サーフェイサー作業が延々続き、原型を大量に作ってるのと似たようなもの。計12個くらいあるので作業がぜんぜん進まない。本格量産するときは、シリコン型取りをもう一度やりなおして完璧な型を作らなきゃいけないみたい。そのほうが後々ラクだ。
シリコン型取りの反省点としては、
・型の内側の気泡は表面に露出してなきゃ大丈夫だと思ったら大間違い。
奥でもある程度大きな気泡はレジンが固まるときの発熱で膨張する
らしく、かなり大きく凹む。
・型の位置合わせの穴は、できるだけ大きくするほうがズレにくいらしい。
・型の底と天面に増量シリコン片が露出してボコボコしてたけど、
きれいに平らにしておくほうが、板で挟んで輪ゴムをかけるときに具合がいい。
型抜き後の反省点は、
・ズレがひどかったり大きな気泡のあるものは、もったいなくても廃棄する。
出来の悪い下地をムリヤリ整える作業のほうが型抜きよりはるかに時間を食う。
・整形はバリ跡をきれいにする程度にしておく。それ以上やると際限なくなる。
・塗装前にはサーフェイサーの500番は使わないこと。またまた全体を
サンドペーパーかけしなくちゃならなくなる。
投稿者 hiroshiyoshii : 23:45 | コメント (2) | トラックバック
2006年05月30日
フィギュア制作記_24
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この原型は普通に二面取りでは不可能。片足と舌に空気抜きの穴が開けられないのだ。で、画期的な方法を思いついた!
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空気穴となる割り箸を足と舌から枠まで渡し、離型剤と油粘土で固定した。おおっ!この方法だとどんな原型も自由自在に空気穴が作れるぞっ!! で、しばらく見ていたところ、「ありゃ、これじゃあレジンを流し込んで固めたあと、抜けないじゃん・・・」と気がついた。ああ〜、だめだこりゃ。
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というわけで、そのままシリコン型取りしてから、足と舌の空気穴に沿って型を切断してみた。三面取りということに。レジン流し込みしてみると、けっこううまくいく。ただし、位置合わせの穴が無いのでズレやすい。次にやるときは、ギザギザに切断するほうが良さそう。
投稿者 hiroshiyoshii : 09:29 | コメント (2) | トラックバック
2006年05月29日
フィギュア制作記_23
だいぶん日にちがあいてしまってますけど、いまだに時間を見て制作中です。やっぱアナログは時間かかります。今、最終局面に来てますけど、前回からの経過を含めて現状に追いつくように書きます。
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ようやく4体の原型が完成した状態。ここまでの作業はチマチマとサンドペーパーがけが中心で、写真ではぜんぜん何が進展してるのかわからないです。
石粉粘土の2体は、見た目よりもぜんぜんデリケート。定規が置いてある上にちょっとパタッと倒しただけで、ボコッと線状に大きく凹んでしまい、それをまたパテで埋めてヤスリで磨いてサーフェイサーかけてというバカを2度やったりとか。
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で、シリコン型取り作業。枠は今までのハレパネではなく、型取りブロックというのを使った。便利。
投稿者 hiroshiyoshii : 23:04 | コメント (2) | トラックバック
2006年05月09日
フィギュア制作記_22
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あんまり作業の時間が取れない。とりあえず、全体を粗めのサンドペーパーで整形した状態。
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サーフェイサー500番を吹いてみた。キャストのままではぜんぜん見えなかった細かい気泡があったり、凸凹があるのがよく見える。けっこうガタガタ。適当にサンドペーパーかけしたら、すぐにサフ吹きしちゃうほうが効率がよさそう。
気泡は上にたまるので目立つ。やはり逆さ向きで型取りするほうが具合がいい。
投稿者 hiroshiyoshii : 20:53 | コメント (4) | トラックバック
2006年05月03日
フィギュア制作記_21
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古いシリコンを刻んで増量してもけっこう大量のシリコンを使用。レジン注ぎ道と空気抜きの穴がおもしろい形になった。
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なんとかレジン置き換え成功。気泡も無い。レジンには黒の着色剤を混入。この色なら立体感が良く見えるので仕上げ作業もラク。
投稿者 hiroshiyoshii : 15:59 | コメント (3) | トラックバック
2006年05月01日
フィギュア制作記_20
ゴールデンウイーク中はフィギュア制作放題、ってわけにはいかんのです。いろいろとやることがあって。でも最終段階まで来ている3体と、現在クレイ状態の1〜2体くらいは、5月後半までに仕上げたいってところ。
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クマ、サーフェイサーの上からパテを塗り、細かな凹凸を滑らかに整えている最中。
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こいつは、ついにシリコン型取りの準備にとりかかる。「離型剤Sブルー」を塗ったところ。
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ところでこの「離型剤Sブルー」。使用後はペリペリときれいにはがせる。クレイモデルは原型が仕上がるまでとっておき、後で別の作品にクレイを再利用可能。
投稿者 hiroshiyoshii : 23:52 | コメント (4) | トラックバック
2006年04月28日
フィギュア制作記_19
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粗目の耐水サンドペーパーに水をつけながら削ると、面白いようにどんどん削れる。粉が飛び散らないのがいい。ある程度形が整ったところで、もうちょっと盛りたい部分にタミヤポリパテを3回くらいに分けて盛大に盛った。
ところが、思わぬ落とし穴が!
レジンにパテが完全には接着できてないのだ。サンドペーパーをかけた部分はどうにか大丈夫みたいだけど、尻尾とか耳なんかのツルツルの部分に盛ったパテは、デザインナイフで削ろうとしたらポロッと丸ごと脱落してしまった〜。
もう一つの製作途中レジンにはウェーブエポキシパテを盛っておいたのだが、こちらもペロッと取れてしまった。まずい!Webで調べるとレジンとパテは接着が弱く、どうしてもって場合は瞬間接着剤を使ったりするようだ。
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しかたないので、脱落しそうにない部分を残してパテを剥がし、整形。
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500番のサーフェイサーを吹いてから、瓶入りサーフェイサーをどろどろ状態で全体に厚く塗りたくっておいた。この上にパテを盛れば剥がれないだろうってことで。
もう一つのは、盛る部分にペーパーをかけ、中性洗剤でしつこく洗ってから、タミヤのエポキシパテを盛っておいた。こちらはたぶん大丈夫っぽい。
投稿者 hiroshiyoshii : 22:36 | コメント (6) | トラックバック
2006年04月25日
フィギュア制作記_18
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で、不要な部分(流し込み道や空気穴)やわずかなバリ(はみ出し)をとりのぞいた。クマの脇には穴をあけて通した。とりあえずレジン置き換えが完了。レジンはプラモデルのプラスチックくらいにしなやかで比較的やわらかく、加工がしやすそう。この状態から原型完成までけっこう大変そうだけど、基本の形がクレイで簡単に作れるってことだけでもありがたい。欲を言えば、売ってるレジンは白、透明、肌色、アイボリー等だけど、サーフェイサーみたいなグレーだと凹凸が見やすいのにな。クレイ置き換えのレジンに限ってだけど。混入用の色剤が売ってるかも。
Webや解説書で見た、一番成功しやすそうな方法を選んでやってみたわけだけど、すんなり成功できたってことで、実験はもうこれで終了。型取り練習用原型部隊の残り2体は出番無し。次は本番作品でレジン置き換えしてみよう。
よかったのは、シリコンはほとんど無臭だし、レジン(ノンキシレンタイプのハイキャストという製品)も灯油臭い程度だったこと。通常のキシレンが入ったレジンは半端じゃなく臭いという話だったので。これなら窓を開けた室内でも普通に作業ができる。量産も苦じゃなさそう。
投稿者 hiroshiyoshii : 13:08 | コメント (7) | トラックバック
フィギュア制作記_17
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油粘土をはずし、シリコンの表面に離型剤(左/バリヤーコート、右/リンレイつやピカワックス)を塗り、型を再度組み始めたところ。
実は同時に2体をすすめてた。右は原型に離型剤として塗ったのは100円ショップで買ったクリヤラッカースプレー。他にシリコンスプレー、リンレイワックス・水性クリヤラッカー・ワセリン・リキテックスなどを粘土小片に試してみたけど、どれも大丈夫だった(ただし、ワセリンは乾かないので好きじゃない)。インダストリアルクレイと似た材質である土台の油粘土がくっつきさえしなければ、何も塗らなくてもいいかもしれん。
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型を分割し、原型をはずした。クマの鼻としっぽが折れたけど柔らかい粘土だからしかたない。もう一方はきれいにはずれた。
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いよいよレジンを流し込んだ。
A液B液を別々の紙コップで計量し、片方にドバッと入れて攪拌。30秒で流し込み開始が理想とのことで急ぐ。40秒ほどで流し込み完了。コップに残った混合液が2分手前あたりで、煙のようなにごりが見えてきたかなと思ったら、一瞬でブワッとアイボリー色に変色!硬化が始まった。すぐにカチカチになるがかなり熱が出る。いちおう冷めるまで30分くらい待って、型から取り出す。
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ポコッとすんなり取り外せた。ついた指紋まできれいに複製できてる。気泡もほとんど入ってない。大成功。こりゃ〜おもしろいっ!
投稿者 hiroshiyoshii : 01:36 | コメント (4) | トラックバック
2006年04月23日
フィギュア制作記_16
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「油粘土に半分埋めてー、シリコン垂らしてー」なんだけど、はっきり言って、粘土埋めをナメてました。造形そのものよりデリケートで大変な作業かもしれん。こんなの埋めるのに1時間半もかかった。横の白い棒はキャストを流し込む道。足が上側になります。シリコン型が出来たあとで道筋をつなげ、空気穴を足につける予定。でも、これの場合、アゴ部分に気泡ができそうだな。注ぐ最初の段階で傾けてやるしかないか。
離型剤は、Webでおすすめと書かれていることが多い「離型剤Sブルー」を使用。ただし、ポリパテ複製に使用の記事ばかりでシリコンではどうなるかわからん。
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シリコン流し込み。とにかく、こぼすと大変なことになるらしいので細心の注意。枠のサイズを計算して180ccのシリコンが必要ってことで、用意。硬化剤を滴数で計算して混ぜ合わせる。最初は糸のように細く垂らして気泡を防ぎ、全体にかかってからはドバッと。ところが、量がギリギリ足りなかった。鼻がわずかに水面から出てしまう。今から追加するのも面倒ってことで、テスト用の離型剤を塗った小さい粘土の塊を増量剤として押し込んでおいた。まあ、正確に型を取るってよりも問題点の洗い出しなんで、横着した場合のデータができていいや、と。
あと、キャストとシリコンを各1kg買ってきたわけだけど、一度の複製で必要なシリコンはキャスト(=原型と同量)の最低5〜6倍以上必要ってこと。よく考えりゃ当たり前だけど。シリコンはケチってはいけないようです。あるいは石膏でバックの底上げという方法もあるらしい。
■追記。あとで上の写真をよく見たら、脇の部分、こりゃダメだ。特に向かって左側の脇。奥がかなり狭まってる構造なので、いくらシリコンが逆テーパー大丈夫っても、これは抜けるわけないわ。100%ちぎれる。この部分、失敗。
投稿者 hiroshiyoshii : 22:14 | コメント (7) | トラックバック
2006年04月22日
フィギュア制作記_15
彼らのうち、まともに型取りできてレジンに置き換えが成功して、生き残れるのは何体だろうって感じ。いろんなタイプのをいろんな離型剤でやってみて、問題点を探ろうという意図。人差し指程度の小型サイズです。
右2体は、初めて低温タイプのインダストリアルクレイ「アルテ57」を使ってみたもの。手で持ってるだけでもぐにゃぐにゃといつまでも柔らかく、使いにくい。ミルクチョコレートで造形してる感じ。でも、65度タイプよりも粒子がきめ細かい感じがする。寒い冬なら具合がいいかもしれない。まあ、生産中止なんだけど。
投稿者 hiroshiyoshii : 17:33 | コメント (4) | トラックバック
2006年04月20日
フィギュア制作記_14
シリコンとキャスト各1kgや離型剤などの型取り材料を買ってきた。とうとう、フィギュア制作の本丸直前まで来てしまったー。ついこの間まで、油粘土は撮影後つぶしちゃうからスペース占有が無くて良い、などと言ってたのになあ。
渋谷のハンズの店員に、型取りについて根掘り葉掘り聞いた。ぜんぶキッチリ答えてくれた店員優秀えらい。初心者向けの材料を選んでもらった。Webで調べてもよくわからなかったレジン流し込みの実際も、だいたいわかった。なるほど煙突みたいに空気の通り道を作っておくわけね。「モデルテクニクス2型取複製編」という解説書も購入した。なるほど気泡がたまらない角度ね。
でもまあ、いきなり一回目で型取り→複製がうまくいくと思えないんで、そこで今朝、型取りの練習用にと、以前作ってボツ状態のファンドカチカチ系の作りかけフィギュアにサーフェイサーを吹いて、準備を始めた。吹くのはベランダ。ちょっと吹いては部屋に戻り、って感じで作業してるんだけど、ふと気がつくと外が大雨で大風の台風状態!!ヤベっとベランダに飛び出すと、乾燥中のフィギュアとサフのスプレー缶が敷いていた段ボールごとそこらじゅうに散乱し、もちろんびしょ濡れ状態。まあ、練習用フィギュアでよかった。たいしたダメージはなかったんで、数日中に型取り練習スタートします。
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あと、インダストリアルクレイのレジン複製という課題もあって、こちらもいきなり今作ってるやつを型取りするのはコワい。そこで、練習用にテキトーなクレイモデルを作っておこうと。で、作り始めたんだけど、なんかおもしろい形になってきて、練習用モデルにするのは惜しくなってきた。また別に練習用のを作ります。
投稿者 hiroshiyoshii : 23:59 | コメント (3) | トラックバック
2006年04月19日
フィギュア制作記_13
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全体を少しずつ盛ったり削ったりして調整後、トサカをつけた。ここまで来たら、どのキャラクターを作ってるのかわかるかも。
サーフェイサー+サンドペーパーがけ作業中の2体は、一度大失敗。サフが乾いてない面を下にして倒してしまい、下敷きにくっついて大穴があいた。パテでふさぎ、通算7〜8度目のサフ吹きで気がついたんだけど、なんか全体にボコボコしてきた。どうも、サフを吹いた周辺部がタレて厚くなってるようだ。また修正。
投稿者 hiroshiyoshii : 20:47 | コメント (5) | トラックバック
2006年04月17日
フィギュア制作記_12
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腕や足などけっこういじってるんだけど、昨日のとほとんど変わって見えないな。う〜ん。なんかメリハリが無い。大幅変更しようかな。
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腕を付けた。あと、左右対称にするために、ディバイダであちこち計って目印をつけ、削って調整。
今日、なぜかケーキの宅配が。思いがけず、プロのパティシエ顔負けの味でマジおどろいた。
投稿者 hiroshiyoshii : 23:59 | コメント (2) | トラックバック
2006年04月16日
フィギュア制作記_11
インダストリアルクレイ、すばらしいです。ただし、盛り足し・削りの作業がいくらでもリアルタイムでできるので、作業の区切りというものが無くて、気がつくと何時間もいじっていて疲れてしまう。
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足が微妙に左右非対称になっちゃってたので、ついでにポーズをつけてみた。まだこれから変更するかも。
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インダストリアルクレイで二つ目にとりかかってみる。ドライヤーを机に置いてつけっぱなしにして熱風を当て続けると、冷えずに柔らかいままにすることができ、大まかな形を作る作業を延々と続けられる。熱いけど。
投稿者 hiroshiyoshii : 20:07 | コメント (0) | トラックバック
2006年04月15日
フィギュア制作記_10
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サンドペーパーかけと2回目のサーフェイサー吹きつけを終えたあと、そのままでは消えそうにない大きめの傷・凹み等にポリパテを盛った状態。インダストリアルクレイのほうは、今日はちょっと微調整で削っただけ。きれいな丸みが簡単に作れる。作りかけのファンド系2体は継続する気なくなった。
ところで、写真の色合いが変わったのは、購入4年半目にしてNIKON COOLPIX5000のカスタムホワイトバランスの方法をマニュアル見て知ったため。かなり昔の機種と言えるけど、500万画素でまだまだけっこう使える。ただ、液晶が小さい。
投稿者 hiroshiyoshii : 00:56 | コメント (0) | トラックバック
2006年04月13日
フィギュア制作記_9
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今日、渋谷東急ハンズに行って過剰に期待がかかっているインダストリアルクレイを買ってきた。アルテ57と同65(温度57度と65度で柔らかくなる)を購入。ひょっとして本当にカチカチだとしたら、温度が低いバージョンのほうが使いやすいかもしれないと思ったので。57のほうは生産中止で、在庫分しか手に入らない。
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さっそく使ってみた。棒状のクレイを薄く輪切りにしてドライヤーで暖めると爪でなんとか表面を凹ませられる程度のカチカチだったのが手で曲がるくらいになってくる。さらに暖めて手で練り、大きな塊にして形を作る。しばらく作業していても中は暖かいのですぐ硬くはならない。普通に油粘土で形を作るのと同じ感じ。寄せてつまんでなでつけることができる。
ある程度形ができたらヘラやカンナ?(先が輪になった粘土細工につかうやつ)で削る。ちょっと足りないな〜と思った部分には、削りかすをはりつけてヘラでぱんぱん叩けば完全に同化する。ドライヤーで暖めなくても大丈夫。盛りと削りが本当に等価でできてしまう。冷えて固まっても、金属のヘラ等でなでつければ滑らかになる。
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っていうか、ZBrushを初めて使った時くらいの感動的な使用感。作りたい形がものすごい勢いで作れてしまう。さすが業務用、おそるべしインダストリアルクレイ。石粉粘土で10日も四苦八苦していたのは何だったんだ?って感じ。テストで石粉粘土で作っているものと似たようなキャラクターを作ってみたんだけど、袋を開けてから、ここまで1時間半くらい。
まあ、インダストリアルクレイは形ができてからが大変。型取り複製してから仕上げることになる。とりあえず、形を作るのがこんなに簡単で早くて楽しいなら、後の難行苦行はどうでもいいや。
ちょっと使ってみた難点としては、ちょっと光を透過する上に白い粒子が見えるため、細部の立体感を把握しにくいことと、冷えている時はもうちょっとだけ硬いほうがいいな、ってことくらい。
投稿者 hiroshiyoshii : 23:55 | コメント (4) | トラックバック
2006年04月12日
フィギュア制作記_8
Mr.クレイで作ってる2体がようやくここまできた。次は、サーフェイサー(液状パテ)を吹き付けて、細かい凹凸を修正し、表面を磨く作業に取りかかる。
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投稿者 hiroshiyoshii : 15:55 | コメント (4) | トラックバック
2006年04月10日
フィギュア制作記_7
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再び盛り付けなおし。これでまた乾燥に3日くらいかかる。ちょっとバカみたいに思えてきた。エポキシパテかポリパテなら数時間内で固まるんで作業は速いかも知れん。だけど先月試したところ石のようにカッチカチで、こんなの絶対無理と思った。
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こちらは口部分を少し整形していたけど、ボリュームが足りず、手を付けるついでに粘土をかぶせてしまった。
っていうかマジな話、ペースが遅すぎてイライラ寸前。乾燥と削りのペースが合わず、作業が進められない。20体くらいを同時進行でもしないことにゃ、フラストレーションたまる。こんなの作りたいと思った数時間後にはほぼ完成しているようなCGのスピードに慣れすぎてるのかな。やはり、インダストリアルクレイを使ってみよう。
投稿者 hiroshiyoshii : 21:56 | コメント (6) | トラックバック
2006年04月09日
フィギュア制作記_6
投稿者 hiroshiyoshii : 22:37 | コメント (1) | トラックバック
2006年04月08日
フィギュア制作記_5
昨日は風呂場で思いっきりサンドペーパーと電動ルーターの作業。でも、薄暗い中で延々作業して、かなりイヤになってきた。特にファンドSのグレーのヤツは手に負えないくらいカッチカチ。 シャワーで粉を流すとグレーの粉が汚らしい。白のほうがマシだ。
今日は昼間にベランダでサンドペーパーの作業をしてみた。粉を気にしなくていいし太陽光は凹凸がよくわかるので非常に快適。すぐ下を人が通ったりしてるのでやりにくいかと思ったらそうでもない。っていうか、眼鏡をはずして作業するので周囲は見えないんで。これからは、「晴れた日はお外でヤスリがけ」だな。
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とにかく硬い。サンドペーパーや棒ヤスリで形を整えるのが困難。電動ルーターを使っても簡単とは言いづらい。
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かなり滑らかになってきた。足の水平を整えたら短くなっちゃったので盛り付けなおしだ。
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こちらも曲面はほぼ完成状態までヤスリがけが進行。口にベロを出したいんだけど、別部品にするか盛り付け整形かどっちにしようか思案中。
投稿者 hiroshiyoshii : 18:45 | コメント (7) | トラックバック
2006年04月07日
フィギュア制作記_4
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形を大幅に変えようと、芯が発泡スチロール、次にアーチスタフォルモ、ざくざくカッターで切り刻んだ上にニューファンドを盛ったのだが、う〜〜ん。だめだこりゃ。ボツ第一号だな。素材を変えて盛るのは無理がある。
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くちばしと背中を整形してみたけど、ボリュームが足りない。再び盛ることに。
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前回からかなり形を変更した。なんかカッチカチでうまくけずれない。
投稿者 hiroshiyoshii : 21:31 | コメント (2) | トラックバック
2006年04月06日
フィギュア制作記_3
投稿者 hiroshiyoshii : 19:05 | コメント (2) | トラックバック
2006年04月04日
フィギュア制作記_2
3〜4回目までくらいはリアルタイムじゃなく、3月末あたりから制作中に撮った写真を順を追って載せます。
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ちょっとサンドペーパーをかけてみた。Mr.クレイは細かいサンドペーパーでも多少表面がボソボソするけど、素直に形が作れる感じ。なかなか左右対称にならなくて苦労。
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Mr.クレイの第二弾。失敗作の塊を削って芯にしたので乾燥は早い。まだまだ盛り付け途中。
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左がニューファンド、右がファンド。この種類の粘土は押したりなでつけたりしていると表面がシワシワになってヤな感じ。カッターで削るときは弾力がいい感じなんだけど。
投稿者 hiroshiyoshii : 21:17 | コメント (2) | トラックバック
2006年04月03日
フィギュア制作記_1
ついに足を踏み入れてしまいました。粘土いじり。このところ熱中してて、ふと、これブログに記録しなくちゃもったいないと。ゆくゆくは、フィギュアの原型として、複製までやってみるつもり。
専門家のWebサイトなどで情報を仕入れ、いろいろ購入。粘土は基本的には石粉粘土主体でいこうと。スカルピー等のオーブンで焼く粘土は、オーブンを買わなくちゃいけないのと、削りにくいそうなので。石粉粘土は今のところ数種を試し中。だいたいの形を作って乾燥させ、カッターナイフやデザインナイフ、彫刻刀などで削る。電動のルーターという道具も買った。
乾燥はかなり時間がかかる。いつまでも湿気ってる。2〜3日くらい乾燥させないとダメみたい。芯に発泡スチロール等を使って粘土の厚みをなるべく薄くするほうが良さそう。複数を同時にすすめないと、乾燥を待ってる時間がもったいない。
↓写真は作りかけのいろいろ。
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